6月11日に Microsoft のインターネットエクスプローラ(以下、IE)の脆弱性が報告されました。
Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(2969262)にて対応されていますので、早めのアップデートをおすすめします。
脆弱性の内容としては、下記のようなものがあげられています。
対象となるバージョンは、IE6 ~ IE11 までとなっており「任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる脆弱性」と危険度も「高」に設定されています。
脆弱性のうち2件が公開された内容、57件が非公開の内容となっていますが、件数が多いため危険を回避するためにも早めの Microsoft Update を呼びかけています。
ブラウザのシェアは、Chrome や Firefox に移りつつありますが、初期状態からインストールされているブラウザとして知名度も高く、今でもユーザー数は多いと思われます。
Windows を使ってる以上、自動更新の設定を「無効」にはしない方が良さそうですね。
関連リンク
マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-035
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms14-035.aspx